北多摩の農家さんでじゃがいもの種芋を植え付けました。
手順としては以下の通り。農家さんによっていろいろなやり方があると思いますが、今年のこちらの畑ではこんな作業をしました。
1.種芋を切る
2.切った種芋を灰をまぶす
3.土に埋める
4.肥料を撒く
5.マルチをかぶせる
6.さくる
灰をまぶす、という作業も調べると賛否あるようですね。
とにかく、援農者としては指示通りやるのですが、この「指示通り」がどの農作業も案外難しいのです。
というのは相手は自然のもの。工場の生産ラインなら作業者の判断は限りなくゼロに近く、標準作業書や指示書通りにやればいいのですが、農産物や土の状態は指示のあてはめ方がケースバイケースなのです。「芽の配置を見ながら種芋を3つか4つに切る」なんて相当高難度ですよ。
「指示を受けての農作業」の難しさは日頃から感じます。「出荷用に枯れた葉を取る」なんてのはこの葉はOK?NG?と常に脳みそ全開ですし、「雑草を取る」はクオリティー優先か速さ優先かか悩むし、「棒を立てる」はこの間隔で最後が詰まったらどうしよう、と心配になるし。
でも、大丈夫なんとかなります。
そうやって真剣に向き合うことで野菜や土と心を通わすことができるような気もします。そこが援農の楽しさでもあります。